「新婚ED」の原因とバイアグラでの治療
この記事をお読みになられている人の中で、「新婚ED」という言葉はご存知でしょうか。
これは、男性の悩みであるED(勃起不全)が新婚後に起きてしまう症状です。
EDになると、男性だけでなく女性もネガティブに考えてしまいがちなので、まずはEDへの理解を深めておきましょう。
新婚EDとは
新婚EDとは、名前の通り結婚した後、なんらかの原因で男性の局部が十分に勃起せず、不十分な性交になってしまう症状を指します。
「ラブラブな新婚夫婦にそれはない」と思う人も多いですが、結婚して性交しようとすると男性が失敗させまいと緊張してしまい、その心理的プレッシャーからEDに繋がるというケースは珍しくありません。
男性は自分の自尊感情を強くもっており、「うまくやろう」と努力しようとすることでそれが逆効果になってしまうのです。
また、結婚して一緒に生活するようになると、結婚まえに知り得なかった相手のマイナス面をきっかけに、妻に対してガッカリしてしまう男性もいるかもしれません。
そうなると魅力が半減されてしまうため、性交がままならないというケースもあります。
これは、お互いのことを深く知る機会の少ない、スピード結婚した夫婦に多いと言われているのです。
EDの種類や原因とは
ひとくちにEDといっても、新婚ED以外に3種類のタイプがあります。
1つ目はストレス性のEDです。
同僚や上司とのやり取りや過程でのコミュニケーション、ちょっとした嫌なことが積み重なることで、だんだん精神的にふさぎ込んでいく男性は多いです。
心がふさぎ込むと神経系の働きも弱くなり、局部が勃起するためには性的刺激が必要ですが、神経系の働きが弱まることで勃起しづらくなってしまいます。
2つ目は、身体の衰えによるEDです。
若いうちは身体の組織もしっかり働きますが、年齢を重ねるにつれてだんだん機能も弱くなります。
こうした身体の機能が衰えによるEDは30~40代以降に多いといわれています。
3つ目は、既に服用していた薬に起因するEDです。
服用している薬が神経系に作用する成分であれば、その薬がEDの原因となっていることもあります。
EDへの対策方法
EDの疑いがある場合、まずは男性のストレスを緩和させるよう意識しましょう。適度な休息やリフレッシュタイムを設けて、ストレス発散に繋げることが大切です。
また、クリニックや病院などの医療機関を利用するのも一つの手です。バイアグラやシアリスといったED治療薬がありますので、そちらを医師から処方してもらいましょう。
治療薬については、バイアグラが一番処方されることが多く、ジェネリックも出ているので患者側としても処方を希望することが多いです。
保険が適用されないため自費診療にはなりますが、医師からの適切な指導を受けながら、症状の改善を目指しましょう。